「あっき~…なんなのあの二人~…」
「アレから一週間くらいになるけど
あの二人があんなになるなんてちょっと意外」
「2人で今日も商店街のレストランでマスコットウェイトレスに行ってきたみたい
部活動の一環でボランティアしに行ってるんだけど、
あの子たちって別の日に生身で短時間バイトして結局ギャラもらってるんだって」
「ズルくない~?私の営業先警察だからそういうの無いし~」
「私達は私達でまた別に稼ぎ場所あるからいいでしょ。
それに好きでやってるし、部長から専用の分身借りてるんだし
金払うか身体で払えって言われるよ?」
「それ言われちゃうとね~…」
「で、帰ってからも性別違うのにロッカー男子のブースで着替えてたな~」
「女体化初日にメンタル潰されて、気弱になっちゃった翔ちゃんをしっかりサポートして
今では肩寄せ合っちゃって…」
「あっきー…あんな彼氏欲しい~…」
「一線越えなければ選び放題だよ?…響矢くんいいんじゃないの?」
「響矢君、変態過ぎてあんな甘々な展開にならないから~
だいたい摩耶とベタベタして入り込む余地無いし~…」
「あれはゼンタイでスリスリしてるだけだから大丈夫だって」
「ねぇ、帰りお茶しに行かない?」
「おう…けどちょっと疲れたな。眠くなってきた…」