ブルーな真

ようやく色々仕込みが終わったのですが、
表情の固定ができても結局中の人のパートでは表情作らないといけないという…
思いっきりひどい目にあった真、その後のお話です

「はぁ…」

「おはよ。」

 

「…おはよ」

「…なあ、部に帰ってこないのか?」

 

「はぁ…図書委員の仕事でずっと行けなかったって、部長に伝えてたのに。」

「でもヤマは越えたんだろ?…どうなんだ?」

 

「ほっといてよ!今それどころじゃないから!」


「わ、わかったよ…」

 

「…どうしたんだろ真。」(梨


「あの二人すごい仲良かったのに、真ちゃんあれ以来遠ざかってるよね」(翼

「それにダテ眼鏡までかけてどうしたんだろ」(梨

 

「図書室に来た人にダテ眼鏡もらったらしいよ。
男子何人かに狙われてるってウワサだよ」(翼

「…マジかよ。オレらも気をつけないと」(梨


(はあ…気分悪…)

 

(他の男子に比べてなんで私だけ年単位で…
生理で定期的に女だと思い知らされるし…他の女子どうしてんだろ…)

「真?」

 

「あっ…落合先輩こんにちは」

「最近見ないけど図書委員…?」

「はあ…」

「…また部に来ない?」

「え、ええ…あの件についてはもう平気ですけど、今ちょっとアレで体調悪くて」

「そう…てか、真にも来るんだ…かわいそ」

「あ、ちょっと頼み事があるんだけど…」「なんですか?」

 

「今日クラスで委員会決めしてるんだけど、みんな消極的で長期戦になりそうでね…
早矢と着ぐるみウェイトレスのボランティア、代わりに出てもらおうかと思ったけど…無理かな」

 

「はい…ちょっとしばらくは…」

「そっか…」

 

「すみれからスイーツバイキングの招待券もらってるから、
一緒に食べに行こうかなあと思ったんだけど…」

「スイーツ!?」

 

「や、やりますやりますっ!やらせてください!」

「え…だって無理じゃ…」

 

「スイーツのためならなんでもやります!」

「さすがにアレの日なら私も無理させないけど…」
「やりますから一緒に食べに行きましょう!」


と言う事でレストランで着ぐるみウェイトレスです
サポートに服飾部員もついていますが、彼女らはバイトです

 

相方の早矢もこんな感じです

 

…地味にこの重さをこの持ち方は辛いと思うのですがどうでしょう


休憩中…早矢さんやっぱり神経使ってたみたいで辛そうです。
「あ~…疲れた…暑い…」

「てか真キャラ新しくしたの?」

 

「改装してもらったんです。前髪で顔隠れてたり、キャラ薄かったですし。
図書委員で抜けている間ちょうどいいって事でやってもらったんです」

「へ~?…でも新入部員の持ちキャラと髪色被ってるよ」
「…え?」

 

「にしても強いなあ…体調悪いのに普通になりきってるし」
「スイーツの為ですしね」

「結構真って単純だね…」

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