懲らしめた翌朝

前回の続きです
反凪沙派の3人が話し合いしてます

「なーさあ、朝来たら凪沙目を腫らせてたけど何があったんだよ?
朝イチ奈々だったろうから知ってるよな?」

「それはもうね…」

「朝来て電気つけたら縛られて泣いてる凪沙がいたの」

「なんだかすごい警戒した目付きでこっち見てきてね…」

「気の毒だったから解いてあげた。
…自分で縛ったらしいけどそこを優子に見つかって素顔でひどい目に遭わされてたみたい」

「おい奈々、お前いつからマスクして登下校するようになったんだ?」

「私電車通学だからメイクして来たかったけど、メイクすると凪沙が怒るからマスクで隠してる最近。
で、凪沙支給のマスクはここに置きっぱだったから家にあったモノで済ませちゃった。」

「で、今はミューになって自分を慰めてるみたい」
「あー…」

「ノーマスクでイかされるとマジ凹みするよな凪沙
たぶん今日いっぱいあの姿だぞ」

「流香せんせーとケンカして惨敗したら、
いつも着ぐるんで鏡の前で自分で自分を慰めてんだよな。性的ではない意味で」

「ま、『ウチの部は食うか食われるか』と言ってるの凪沙だから自業自得かな」

「そうは言っても優子が調子こくと、部屋ゴム臭くなるからやなんだけど。
優子が幅効かせるくらいなら凪沙のビニール袋窒息プレイのほうがマシ」

「…ちょっと、すーみん、その姿勢やめて」

「あぁ?」

「クリーニングから戻ってきた衣装やゼンタイ何十枚も整理してたからしんどいんだよ
マネージャーしながら着させられてるアタシをもうちょい労え」

「だからってさあ」
「わかったよ。だけど優子に調子乗せない為に凪沙慰めてやれ。当然着てだぞ」

「ええ~…」

「こっちは今日体調悪くて着る気しねえんだよ…」
「ええ…ななっち…」

「私着たまま凪沙をなだめてくるから、優子の様子見に行ってくれない?
昨日の時点で優子欠席届け出してて何か裏を感じるんだよね…」

「え、マジでいいのか?ひどい目に遭うぞ?」
「牙の折れた凪沙は可愛いからいいよ全然」

「んじゃ早矢は優子ん所行って何してるか見てこいよ」
「私も凪沙慰めてくる…」

「お前ほんっと役立たずだな」

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