お泊まり

まとめてドーンとやろうと思ったらエラい枚数の話になったので
3連投前後の予定です

まだ2学期の期末試験後のお話…
「翔太くん、どう？」

「…もういないかな。さすがに双葉先輩帰ってから20分見てるし。」
「じゃ、一緒に帰ろっか？」

「あー…けど蜜柑ちゃんのウチに普通に泊まりに行ったらヤバいよね…
オレトランクケースに入ろっか…？」

「そんな事しなくても翔太君なら大丈夫だよ？」「え？」

(…あっちの車から人の気配する)
(そっち見ちゃダメ。カメラマンの車らしいから)

(ウィッグしてけば全然へーきでしょ？)
(オレが女体化したときのウィッグなんて置いてたんだ先生…)

「ただいまー」
「おじゃましまー」

「す…って何これ蜜柑ちゃん…」

「ん？ペットだよ？」

「ホイップじゃん…まさか試験休みに真が3日くらい部活休んでるのって…」

「人聞き悪いなあ。どうみても真くんじゃ無いでしょ？」
「んんぅっ！！んむぅ！！」「泣き声真じゃん…」

「つかこんなもふもふいつ作ったの…」
「え？業者さんに作ってもらったの。ロケで着た時に紹介してもらって。」

「ええ…ってか3日も…どうしてるの…」

「えっとね。ゼリー飲料を朝昼晩夜に飲ませて、
それ以外の時は悶々とする媚薬が混ざった空気だけ吸ってるの
で、私が寝る時は睡眠薬吸わせておやすみっと。」

「う、うん…」(こわ…)

「媚薬嗅がせて1時間で泣き出してもうずっとこんな感じ
…これで着ぐエロする気になっただろうけど
飽きるまでずっと泣いてもらおうかなって。カワイイもん♥」

「そ、そっか…」「あ、翔太くん、ヒいちゃった？」
「そんなこと無いよ」(真、ゴメン。蜜柑ちゃんには嫌われたくないし…)

「ま、最近みんなにツンツンしてたから
お仕置きしてあげれば少しは丸くなるよね」
「うん…」

「丸くなってもらうのはテメェらの方だよなあ？」
「！！」

「この部の倫理観どーなってんだぁ…？
部長は暴行、副部長は猥褻物頒布未遂
アイドルが拉致監禁にヤク扱うって…」

「双葉先ぱ…オレがやろうって言ったんです…」
「何庇ってんだバカ。
全部知ってるわ。前回とほぼ手口同じだし。
例によって事務所から鍵もらうのに何日もかかって
もらえたと思ったら野郎連れ込みやがって…」

「んじゃ、先生の所に送致な。」

「ごめんなさい…もうしないから…」
「アタシに謝るなっての。偉そうにお前がお仕置きとか言ってんじゃねーぞ」

「翔太も翔太だ。ファンのくせに蜜柑の芸能生命潰す気か？」
「すみません…」

「しかし蜜柑のお仕置きの間の影武者にいい素材が手に入ったなぁ…？」
「そ、素材？」「箱閉めるぞ。」

「いーかー？開けるまで声出すなー？
喋ったらホイップが着ている物箱に詰めるからな？」

《3日も閉じ込めてるんだからそれはやめて！！》

「…さて、悪いんだけどもうちょっとガマンしててくれ。
こいつら運びやすい所まで置いてくるから」

「くぅ…」