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着れなかった人

あの集団の中から難を逃れた人もいたようです
「はぁ…」

(休みの日なのに…当番ラクじゃないなあ…)

(誰も来ないしもう部活行っていいかなあ…)

「こんにちは~」

「あ、こんにちは」

「よかったぁ…アメちゃんやっと見つかったぁ…」
(うわぁ同じクラスの変な子だ…でも名前…なんだっけ…)
「えっと…同じクラスの…」

「志摩美咲だよ~覚えてね♪」

「それよりアメちゃんの部の水上先輩どこか知ってる?
水上先輩と今日会う約束してたんだけど、全然連絡が付かなくって…
部室訪ねようにも地下一階で鍵かかっちゃってて…」

「地下の段階で閉まってて…てか部長に用事…?」

「そろそろ図書室閉めて部室行くから…」

「ほんと!?じゃ行こ行こ!」「う、うん…」


「え、マジックやってるの?」
「そうだよ。個人でネット配信してるんだよね」

「…あの、志摩さん。」

「ちょっとくっつき過ぎ…」
「だってアメちゃんカワイイもん…」

「ずっと前から気になってるんだよ~…男の子だったのに…」
「それあんまり触れないで欲しいんだけど…」

「どんなタネ使って姿変えたのか知りたいな…♥」


「うっわぁ…部室にロビーあるし…いいなぁ…」
「そう?…それより誰もいないし…」

「あら。遅かったわね」「あの、みんなは?」

「外回り行ってるわよ?」「…待って下さい」

「その荷物なんですか」

「私の研究に使うのよ。」

「研究って…私を元に戻す方法を研究して下さいよ!
ずっと先延ばしにしてるし…!」

「ちゃんとやってるわよ。うまく行ってないだけ…」

「こんな大きいの何に使うんですか…また何か変な事しようと」

「雨宮さん。」

「研究内容漏らすわけに行かないのわかるわよね?
変なこと言い出すとあなたで実験…」

「そんな漏れちゃ行けない物がなんで演劇部の部室にあるんですか。」
「う…」

「先生、私を実験動物にする気なら
こっちだって先生破滅させることできるんですからね!あの事を生徒会長に…」

「わ、わかったわよ!!」

「それ以上しゃべらないで…」
「こっちの研究後回しにして私の研究やって下さい」

「この中…40人ぐらいフィギュアになって入ってて…」
「戻して下さいっ!!」

「わかってるわよ…悪いけどそっちの子今日帰してくれないかしら
企業秘密で見せられないのよ…」

「あ~…もう先輩に会うの違う日にしよ。
先生、とんでもないことするんですね…」


と言うわけで元の体型に戻れましたので
演劇部以外に巻き添えになった子を脱がせてみました
先生が適当にキャラ当てたので持ちキャラ確定ではありませんし
中の子たちも以前出てきた子以外は設定無いです

「私達初めて着るって言うのにお面の下こんなマスク被せられるのか…」
「顔空いてる物が普通だと思ってたのにね」

「で、我々風紀委員としてどうしますか?委員長?」
「ドーナツに釣られてフィギュアにされたとか、恥ずかしくて言えるか。
そもそも相手は先生だぞ…」

「ですよねー」


こちら体操部の方々

「キャプテン、そのマスク要らないんじゃない?」
「要らないよ…息苦しい…」

「ぷはっ…覆面してるのにさらにかぶり物とか大変だったね?」
「それもこれも水上さんのせいだよ…この前会った双葉さんよりマシだけど」


「どうしたの股間押さえて」
「股間の締め付けがすごくて…」

「え、あなたフェンシング部よね?何か着慣れててそうなのに」
「剣道部の二人と衣装違うんですよぉ…」


「大丈夫?一人だけプラスチックのお面被ってるけど」
「最悪。苦しいし前見えないし…」

「あ、前見えないの?」
「見えないよ~…前髪長すぎてずっと真っ暗だし」

「こうやって髪分けると見えるけどね
はー…水上先生、うちの部協力してくれるから文句言えないよね…」


つんつん…

「羽までゴムですごいよね…」
「自分の触ればいいのに…それよりジッパー開けてよ…」

「あ、これネックエントリーってタイプで首から脱ぐしか無いらしいよ」
「こんなのどうやって脱ぐの!?暑くて今すぐ脱ぎたいのに!!」


「…え、乗せられて小さくガッツポーズしたけど何してるの?」

「そりゃ…」

「何かこう言う格闘ゲームのキャラいるし?」
「なんだ、なりきってただけかぁ…
部室来ちゃったしあとで優希君で遊ばない?」

「いいね。…先輩たちが何言うかわからないけど」
「うちの先輩は大丈夫じゃない?」


「2年は撮影会やってるし」
「ええ…」


「…部長、あの先生とうとう私達にも手を出してきましたね」
「もう人形にされただけで済んでよかったと思うしか…
雨宮ちゃんが助けてくれなかったらお持ち帰りされてたよ?」

「凪沙ちゃんなんて体感15mの高さから何度も氷水落とされて、
飽きたら沈められて…あんな生き地獄やだ絶対」

「で戻すには戻したけど…」

「速攻で反撃されないために縛って先生逃げちゃったし」
「凪沙ちゃんアレだからってやり過ぎだよね」

「気絶している間に袋詰めされてベルトで巻かれて…
脱がせるために雨宮さんが先生の研究室から鍵盗んでるみたい」

「え、なんであの子そんな事できるの?」
「元に戻してもらう為に出入り許されてる。…演劇部で唯一まともだしね」

「…で、凪沙ちゃんになんて声かける?」
『うーん…』

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