密封保存

明日と言いつつクリスマスイブになってしまいました
クリスマスネタはアドリブでサラッといってみたいですね

密閉性に富んだゆりかごでわんこがおやすみ中です
しっぽチューブだけは露出してます

「んじゃ部活行こっか。梨玖くん達も帰っちゃったし」

「今夜もヤるんですよね？」
「そうよ。だから部活ちょっと手抜き気味でイイよ
今日はバイトで休んでる子が多いみたいだから軽めだって」

(真大丈夫かな…だからって解放させられる空気じゃないし…ゴメン真…)

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その頃部室では
「…っていうプラン考えてるんだけどどうかな？」
「部長が見たいってだけじゃないですか…」

『おはようございまーす』

「あ、おはよー」

「今日もマスクが似合ってるね部ちょ…」

「おっ…？」

「何？仮面になんかついてる？…って真ちゃんの方見てるし」

「え、私見てどうしたんですか？」

「う、ううんっ！！いやそんな色のリボン珍しいなあって…
え、えっと今日は部室に顔出しだけで3人ともレストランで出番あるから…」

「あ、そう…じゃあ…」

「…って、なんか変だなあ」

「話は戻して真ちゃん」

「次のステージオープニングで司会のお姉さんやって
変身ヒロインになったホイップで登場して
でエンディングに司会のお姉さんに戻るっていうテストを…」
「そんなことできるわけないじゃないですか」

「部長と違って私汗かきだし、ホイップの後は髪型や顔乱れて表出られませんよ…」

「見たいの！」
「無理ですっ！」

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さてその頃…
(ごとごとごと…)

「うごおおお！！！」ﾊﾞｺｯ!!

「もごごぉっ…うぐー！！」

「うぐぐぐ…」ずりずり…

「うう…ううう！！」ﾂﾙﾂﾙ…

「うっ…ううっ…！！」ずず…

「ぷはあっ！！はあっ！！はあっ！！死ぬかと思った…」

「顔に巻き付いてたガムテ食べちゃったけど平気だよね…ふやけたし…
っていうかこの包帯の巻き方殺意ありすぎ…」

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「絶対巻き過ぎだよこの量…」

「アメちゃんの体型のままだったら脱皮できなかったよ…
身長まで化ける練習しておいて良かった…」

「うぐっ…」

「ぷは…こんな鬼拘束エスケープあり得ないし…
アメちゃんこれ5日もやられたとか狂っちゃうよぉ…」

「副部長挑発した後に念のためなりすましておいて本当によかった…」

「…はあ、とりあえず副部長が犯人なんだね」

「…イリュージョン見せてあげたんだからギャラもらっても文句ないですよね？」

「あー…でもアメちゃんに着せようとしてたモノ…押収しといた方がいいかなあ…
そんなに拘束脱出見たいなら私を襲えばいいのに…」

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その十数分後…
「あっ…！！」

「スーツケースが無くなってる…」

「あ、副部長イスになんかありますけど…ゴミですか？」

「美咲の手紙。…え、なに？蜜柑ちゃん直接美咲を襲ったの？」
「翔太君と一緒にちゃんと真をさらいました！」
「そんなわけないでしょ…まな板とあのチビ間違える？」
「間違えてないですってば！」「そうですよ…」

「なになに…」

『稲城副部長へ
このイリュージョンはスリルあるなんてもんじゃなかったです
副部長の殺意を肌で感じました。
特にイヤホンから流れる有害音楽で発狂寸前でした
ギャラとしてヒトイヌスーツと包帯とスーツケースもらっておきました
干してあるスーツも欲しかったですけど、挑発した分やめておきました
今後拷問からのイリュージョン見たければアメちゃんじゃなくて私を襲ってください
アメちゃん傷つけたら私が許しません 美咲』

『P.S. 泥棒に入られたら危ないのでちゃんと戸締まりしてお宅出ました
なんかあったらお小遣いもらいに行きますね♥』

「あの子…ヒトイヌスーツにかかった費用と時間どれだけかかったと…
その上人の家の合い鍵を…！！！」

「とりあえず真に変装していたみたいですね…」
(はー…ヒドい目に遭わせていたの美咲で良かった…アイツなら手加減しなくていいし)

「…翔太君、なにホッとしてるの？」

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と、とりあえず終わりましたけど
副部長のキャラどうなるんでしょう今後

おまけ
召喚された人と召喚しちゃった人合わせ

ただヴィオラ役の人、羽根としっぽ忘れるのはマズいですよ

この2人が着てました

「…ねえ真ちゃん」

「私ナメられてるのかな…こんなふざけたキャラのモデルに使われたし…
2年に襲われたり新入りの美咲ちゃんにもいいようにされてるし…」

「え…えっと…(ふざけたキャラって…ふざけたことばかりしてたからじゃ…)」