移送と訪問

地味ーにサムネ大きくしてみました

続きはイベント帰りの着ぐワゴンの様子から
流香先生が運転しているわけですが…

「優子ちゃん、終わったとは言え司会のお姉さんの衣装のままマスクやめなさい。」
「別にマスクぐらいいいじゃないですか。下ラバースーツですよ」

「…近くに来た子どもに感付かれなかったの？」
「いえ、まったく。(家庭教師した子はしっかり嗅いでたけど)」

「にしてもワゴンでもウチの部じゃ厳しいわよね。近いとは言え2～3往復にもなると面倒よ」
「すみれちゃんがそういう役目なんですけどね」

「…着ぐるみたくないからワゴン買ったのにかわいそうに」

キャラの数が相当なので着替えは部室で、キャラのまま移動しております
車内では多少中の人たちの私語が飛び交ってます

しかしこの一列前では…

(先輩怖いです…どれだけ可愛いキャラ着ても中身から邪悪なオーラが漏れてますよぉ…)

「そうだ、雨宮くん家に寄ってくれませんか？一応見に…」
「変身解いた状態で自分たちで行きなさい。司会のお姉さんの衣装のままいっちゃダメ」

「はーい…」

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と言うわけで…

「んっ…」

「あっやべ！！今何ｚ…」

「…午後3時半。ショー終わってるよ。」
「ふ、副部長！？」

「美咲ちゃん起きて！！先輩達来てるって！！」
「むにゃ…副部長のラバーチンチン入らないですよぉ…」

「美咲ちゃん！！」
「…うう…」

「う、副部長…」
「美咲、そのマスクで目を見開くな。怖いわ」

「無断欠席の理由は2人でエッチして寝過ごしたと…」
「お前ら凪沙怒り狂ってたぞ…」

「ゼンタイで爆睡してる2人見た凪沙、台所行って包丁探し出してよ」

「『皮の中に入ってるモノ全部えぐり出して
蜜柑と翔太に着せて皮がズタボロになるまでセックスさせる』とか
むちゃくちゃエグい事言ってたんだぞ…」

「で、それを止めようとしたら凪沙に腕軽く斬り付けられてよ…
『厚手のセーター着てるから平気でしょ』って…そりゃ無傷だったけどよ…」

「優子ゴメンな。コイツら擁護する為にディスって…」
「ああ…気にしてないからいいよ。まさか本当にやってるなんて思わなかったもん…」

「ざけんなよ。アタシと奈々の顔に泥塗りやがって…」
『すみません…』

「…私はMC久しぶりに楽しめたからいいかな(家庭教師してあげた子にも会えたし。)」
「寝起き脅したしな。…もうすんなよ？」

「…勝手に締めないでくれる？」

「部長…」

「2人ともパフォーマンス高いから人形遊びしないであげたんだけど…」

「こんな理由ですっぽかすとはね…」

『申し訳ございません…』

「2人とも今着てるレオタードの上から肌タイ着て制服着て。
あと家1週間くらい開ける支度しといてね」

『うう…』

「その2人しばらく優子ちゃん家預かりって事でお願いね」
「ええ…」

「その子たち顔見たくない。ズタズタになるまで捌きたくなっちゃうから。
もちろん優子ちゃんの家から出しちゃダメだからね。」
「はあ…」

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副部長に2人を預け部長とすみれさんが一緒に帰宅してますが…
「お前包丁で斬り付けた相手に一緒に帰ろうってよく言えるな…」

「無傷だからいいでしょ？」
「いいってもんじゃねえよ。つーかなんで斬り付けた」

「すみれちゃんの押さえつける力が強いんだもん。
痛かったから離してもらう為に脅かしたの」

「だからまたこういう事があったら手が滑ってもいいように
私みたいに厚めのマスクつけようよ。ね？」

(やべぇ…まともだった真があんなになったから壊れた…先生に直してもらわねーと)

「ところでさ、優子に預けてどうするんだよ？」
「そりゃゴム遊びに使ってもらえばいいし、お手伝いさん派遣したからね」

「お手伝いさん？」
「…ちょっとすみれちゃん。」

「あ、肌タイにネイル貼ってるし！！勝手にやっちゃダメ！！」
「いいだろ少しくらい。弱めの両面テープだし…」

「何回もやったら両面テープでも接着剤でもベタベタになるからだめ！爪剥ぐよ！！」
「お、おい…町中でそんな物騒な事大声で叫ぶなって…！」