ラストクリスマス

時は一気に流れてクリスマスのお話になります
…ったってそれにしても24・25に間に合わなかった上、
クリスマス回なのに内容、プレゼント感無いです

「みんなショーのあとに遊びに来たからクリスマスパーティが遅い時間になっちゃってゴメンね」

「ううん…てか、ウチまで数駅あるのに遊びに来てくれてうれしい…
占いやマジックやゲームで遊んでくれて楽しかった…」

「ナナお姉ちゃん、お願いがあるんだけど…」

「その指しゃぶるのやめなさい。どうしたの？」

「う、うん…その…ね…」

「…変な事言っても怒らないよね？」

「え…なに…？」

「怒ったりしないよ。せっかくクリスマスなんだからわがまま言ってもいいよ？」

「ほんと？…じゃあ…」

「ホイップちゃんたちの中の人の顔を見てみたい…」

『！！！！』

「な、何言ってるの？ホイップちゃんやメイプルちゃんやジェスカは…」

「あのね、私ハロウィンの時に着ぐるみ着させてもらったの…」

「あ、あの日塾行けって言ったよね！？サボったの！？」
「担任のユウコ先生に一緒に遊ばないって誘われて…断ろうとしたら股間にマッサージ器させられて…
なんか気持ち良くなっちゃったから先生の友達のおもちゃ屋に連れて行ってもらってお面作って…」

「ハロウィンは楽しかった。気持ちいいし変身するの楽しかったから…」

「でも…もうホイップちゃんを『ホイップちゃん』としてもう見れなくなっちゃった…
誰かが中に入ってるって事を意識しちゃって…」

(私が勉強教えたらすぐ怒るの分かってるから塾通わせたのに…
担任の優子もさすがにと思ったけど想像を超えるクズだったわ…)

「ねえ…ダメ？」

「あっ、ホイップちゃんってもしかしてもう1人の司会のマコトお姉さん？
…だってしぐさがなんとなくにてるし…そうでしょ？ねえ？
ナナお姉ちゃんも誰かに化けてるんだよね？誰に化けてるの？」

『…』

だいぶ遅い時間だったので寧々はすぐ寝ちゃったので撤収したのですが…

後味悪すぎて移動の車内の空気が最悪です…

「ねえ、ほんと何があったのみんな。」

「一緒に来た奈々ちゃんも…」

「顔真っ青だし…壊れてない？」
「大丈夫です。私は元気です。」

「真ちゃん、説明して。何があったのよ？」
「落合先輩の妹さん、塾で講師してた副部長に着ぐエロ教えさせられたらしいです…」

「ハロウィンで噂になってたゾンビ赤ずきんちゃんが妹さんで、
目が見えない設定だから自分で目隠しして喋れなくしたのに
その上にラバーマスク被せられてたらしいです。」

「で、苦しさに目覚めて中の人はこれくらいやるんだって…
ホイップ達の事を『お面した人たち』って受け方になっちゃって…もう遊びに行けないです」

「ごめんなさい。優子ちゃんについては前科あって罰も与えて警戒していたはずだったのよ…。」

「…とりあえず奈々ちゃん、寧々ちゃんも連れてきてくれないかしら。」

「…なんでですか…」
「2人とも心に深い傷負ってるから診てあげるわよ」

「わかりました…」

「…先輩大丈夫ですか？」

「放っておいたら奈々ちゃん何するか分からないわ。
しっかりケアしてあげないと…それとナっちゃんの耳に入れないようにね。」