完全体優子さん

前回はひどくてほんとすみませんでしたorz
と言うわけでちょっとソフトにしました

「おはよう優子ちゃん。お目覚めいかが？」

「いかがじゃないですよぉ…手足取るとか…」
「でも意外と元気じゃない？」

「まあ手足動かせない拘束はしょっちゅうですし…やるのもやられるのも
てか身体返してください。あの部屋どこにあるんですか？」

「言うわけないでしょ？アレは人質。」
「うう…」

「身体のほぼ全てがゴムになった完全体優子ちゃんとして、
1日学園生活を送ってもらいましょう」

「あの、食事とかは大丈夫ですか…？」
「一応バッテリーは72時間持つわよ」
「そうじゃなくて人間の…」

「あら、ガイノイドのくせに人間の食事に興味あるの？」
「そんな言い方…」

「冗談よ。ちゃんと食べられるから心配しないで。
食事をすることでエネルギー変換して充電できるわ」

「まあでもお尻にプラグ刺して充電した方が安上がりよ？」
「なんかそれすごいイヤなんですけど…」

「そう？若干の快感を得られるのよ？いいでしょ？」
「…イヤです…」

と言うことで学園に放たれてしまいました。
(はー…バレないよねこれ…
皮着て化けていた人いたから平気かな…)

「優子おはよ」

「あ…早矢ちゃんおは…どうしたのそのマスク」
「優子のゴム制服の匂いに耐えきれないからフィルター厚めに入れてる。」

「ご、ごめんなさいね…」
「そうだ、シャーペンの芯何本かちょうだい。空っぽなのに忘れた」
「うん、いいよ」

「どうしたの？なんか体調悪い？
…あ、そっか。部長に罰食らってたんだっけ？」

「う、うん…ちょっと疲れ気味かな…」

「はー…今日1日なんとかバレずに済んだわ…」

「…ツネニカワカブリッパナシハシンドイ…」

「！？」

(あ、あぶない…良かったいつもトイレ入るときに心の準備しといて…)

(稲城さんアンドロイドだったなんて…
こんな所見たのバレたらきっと口からビーム出して殺されるんじゃ…)

「！？」

「ダレカイルノ…？」

「…！！」

「な、なに今の！？見えないはずの景色が見えた！！」

「やばいやばい！！こんなの外でやったら大変な事になる！！
…マジほんと元の身体に戻してもらわないと！！」

(稲城さん…もしかして水上さんからひどい事を…？)

(私、影ながら応援してますから強く生きて下さいね…)

忍さん、トイレの七不思議制覇まで残り5つです。
…いや、そんなできませんって