周回遅れのバースデイ

Pixivの方にちょこっと出してみたり、着ぐるみの方の新デザ考えてたらエラい間あいちゃいましたね。
レーシングスーツ好きっちゃ好きですが、そればっかやっていてしまっては他の子の出番が無くなっちゃいますので着ぐるみ回を…。

時は4/1、面だのタイツだの衣装だののメンテがやっと終わったすみれさん。忙しすぎて衣装で使った黒ゼンタイを着込んだままお帰りのようです。

(こんな格好で帰ったら凪沙に染められたとか変な事言われンだろうなあ…。学校もおかしいわ。指定のマスクっていよいよこの学校も終わりかねんぞ…)

「すーみれちゃん♪」

「お、凪沙…ってオイ。」

「爆走スーツアクターの凪沙でっす♪」

「出たな変態仮面ライダー」
「パンツじゃないから変態じゃないもん」

「お前ヘルメット以外にもそんなモン作りやがって…」

「それよりすみれちゃん」

「すみれちゃん、明日(4/2)誕生日だね。おめでとう♪」
「お、おお…つーかお前今日誕生日だろ。」

「やっと同い年だね~」
「明日になったら364日お前はまたずっと年下だけどな」

「…正直お前があと1日遅れて生まれてくれりゃ良かったと何度思った事か。誕生日ほぼ1年差なのにギリ同学年になりやがって。響矢とかの方がよっぽど歳近いくせに」

「すみれちゃんひどいなあ。でさ、すみれちゃん。」

「すみれちゃんの誕生日プレゼント用意したんだけど、いるよね?」

「いらんいらんいらん。帰る。」

「そんな事言わないでよ~。じゃあ私の誕生日プレゼント用意してる?」ゴソゴソ

「し、してない…」

カシャ「じゃ、プレゼント交換って事で。すみれちゃん、こっち向いて。」

「!?」

「ふぅ~っ♥」


「しっかり寝てるな。」
「…この寝かせ方、そろそろ変えたいなあ…。睡眠薬入りキャンディの息なんだけど、ハタから見ると私の息がクサいみたいに見えるし。」

「睡眠薬効かないって恐ろしい体質してんな…」
「麻酔も効かないから外科手術の時が地獄で地獄で…」
「凪沙、母親で苦労してるよなあ…」

「…どうした、口押さえて。俺厚めのフィルターマスクしてるから平気だぞ」

「ううん。」

「口だけ空いてるヘルメット恥ずかしくて…。格好悪くない?」

「仕草が好きすぎる。」

「それよりよ、すみれ寝かせちゃってどうすんだよ。コイツの家でヤる気だったんだろ?」

「…どうしよ?」
「ばーか」


で…
(目が覚めたら死ぬ程全身がビクビクして…目の前がドロドロしてるし…。凪沙どんだけ薬盛りやがった…オーバードーズだろこれ…)

(つーか、アタシ何着せられてるんだ…?)

「あ、起きたっぽいね。どうスミレちゃん。新しい顔と面の着心地は?」

(そういう事かプレゼントって…わかりきった事だけど)

「ね、スミレちゃん。鏡見てよ。見覚えあるでしょ?」

「前モデルは髪がかかりすぎて顔が見えないから髪型改修ついでに顔も衣装もフルモデルチェンジしたんだな。」

「そうだよー。モデルは小4くらいまでのすみれちゃん。髪こんなんでゴスロリやドレス着て学校通ってたんだよ♥」

「すみれちゃん、実家が高級旅館で世間知らずのお嬢様だったんだけど、小4くらいから外では急にキャラクター変わっちゃたんだよね…。でもすみれちゃんの部屋見てわかるでしょ?本当はカワイイもの好きなんだよ?」
「イイ物見せてもらった。…ま、オレらも作り物の顔してるんだからイイだろ?」

(コイツら…アタシが正気に戻ったらコロス…コロス…コロス…コロス…コロス…コロス…。人の家勝手に入り込みやがって…)

「怒りに震えてるのか、感じまくってるのかわかんねえな。」
「…うーん、でも何か他のキャラに使おうかなー。ある程度髪型スミレちゃんに乗っけといて。ついでだからスミレちゃんに気持ちよくなってもらおっか。」


「んっ…んー!!!!」ガクガクガクガク

『エロいなぁ…』イチャイチャ

「こうやって誕生日過ごせて楽しい…♥」
「ケーキとか食ってるぐらいならこうやってオカズ見ながらイチャついてる方がいいよな…」

「…て言うか凪沙、俺付き合ってるんじゃなくてお前の性奴隷かなんかじゃないのか?」
「言わせないでよぉ…♥」

「ねえ、今度はユウくん混ぜて3Pしようよぉ…」
「どうせならルージュで一緒にシバいてもらうのは?」

「ルージュそういう時ってフルスイングですごいんだよね…。スミレちゃんは…同じクラスの逢音ちゃんあたりに助けてもらっとこっか。」


と言うわけでスミレちゃん電マ放置してマジで帰るタンデムバカップル

「凪沙さあ、お前が運転するんじゃ無いんだな?」
「涼君バイク乗ってるのカッコイイもん。ヒーローっぽくて。」

「…ヘルメットのインナーにヘルメットってエロいな」
「涼君もいる?」「無論だ。薄いシールドで目が見えるようにしてスリスリするぞ」

「でさ、カラダ押しつけて股間揉んでるのに全然勃起しないね。どうしたの?」
「そっちの快感よりスピード出してる快感が気持ちいいんだよ。あと俺が運転する事で凪沙振り回してると思うと優越感があって」

「へ~そんなもんなんだ。でも安全運転でね?」

「おう」

…結局ライダースーツぶっ込んじゃいました。

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