ナンバリング

「私が居ないとそういうのばっかなんだから…」

「部長双葉先輩と帰ったんじゃなかったんですか…?」
「なんか良からぬ予感したから戻っただけ」

「全員を3分でこうするとかどんな技術なんですか…」
「練習の成果。…っていうか5番今日女の子になってるんだね。まあ5番は男の子の状態ではここにはいないか」

「あの…名前で呼んでくれませんか…?(5番こと梨香」
「名前呼ぶまでもないからでしょ。見張りやってたから同罪」

「また真君と美咲ちゃんをおもちゃにしてたでしょ」

「美咲ちゃんがゼンタイ脱ぐのに手間取ってる所抑えて」

「人質にした所で真君言いなりにして…」

「8人がかりで部屋の見張りしてるとかさあ。…このシーン手を抜いてるでしょ?人多くて重いからって」
「そんなつもりないんですけど…」

「にしても主犯はこの状態好きだからお仕置きにならないよね…」

「あの…この状態にしてどうする気ですか?(1番の翔華」

「今日その状態で収監。お家の方ではショーの練習って連絡しておくから。はい、全員更衣室に移動」


「と言う事でその中で今夜はごゆっくり~」

「私ちゃんと入口前で見張ってるからね~」

(で、私は囚人たちの様子を一晩観察~)

(あ~なるほどね。男子と女子はもうワンセットになってるんだね)

(ま、更衣室にモンスター仕込んでるから蜜柑ちゃんと翔華ちゃん守るために後衛にしてるみたいだけど)

「あ、あの…條辺先輩、助けてくださいよぉ…」

「今の僕にそんな事できると思ってる…?」
「いや…」

「先輩が媚薬染み込ませたマスクのおかげで暴発寸前なんだよぉ…近づいたら襲っちゃうんだよぉ…」

「…なんか先輩酒臭くないですか?」
「冷蔵庫にあったスポドリ飲んだらめっちゃ強いアルコール入っててめっちゃ酔ってるんだよぉ…」

「なんでそんなもんあるんですか?」

「先生が部長で人体実験するために酔い潰そうとしてたらしいんだよね。部長も間違えて飲んで泥酔してる」

「先輩、しばらくしたら逃げましょう。ここパーティションだから逃げられます。」
「いや、もう先生が部長回収してドアのバリケードどかしてる。…でもここから出たければ僕の性欲処理して。」

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