返り血描写ありますので閲覧の際はご注意ください
2学期の期末試験休みから服飾部の部長・副部長が演劇部の代わりをしていて
やーっと脱がせてもらえる時期になりました。
「本当すみません…試験休みから冬休み中まで影武者やってもらっちゃって…」
「まあ、この姿ですみれちゃんいじれて楽しかったけどね…」
「ああこれ?…凪沙ちゃんの前髪って左目覆ってるから目に入って痛くて。
こんな髪型してたらそりゃ顔覆わないと…」
「その姿になってわかる事ってのもあるんだね~」
「部長は多分そんなの関係ないと思いますよ…」
「…で、なんでこの二人に替え玉が必要だったわけ?」
「それは…」
「こんな可愛い顔して中身おサルさんってフェチぃなあって思いながら…」
「えっと、その話もういいや。全っ然関係ないでしょ。」「ぁぅ…」
「部長が血まみれになって副部長ボコボコにしてたんです」
「あー…部長のエロ撮ってた件で?すみれちゃんから聞いてるけど…」
「普段から副部長に対する制裁は地味に酷かったんですけど
性的お仕置きはご褒美になっちゃいますから」
「普段って…他の部だったら活動停止だけどね」
「で、僕に気づいた部長がスゴい目でこっちにらみつけて来たんですけど…」
「さすがに殺しっぱなしにしたらいずれバレて部長アウトなんで
先生に相談することを提案したんです…衣装汚したくないから着替えてもらって」
「せんせー…部長が副部長を物理的に壊しました…」
「こ…こわ…?」
「バールのような物でボコボコにして…先生…どうにか…」
「ああ…まあ…」
「出来なくはないけどナっちゃん、そこまで自制が出来ないおバカさんだとは思わなかったわ
たまにはお勉強してもらわないとね。脱がされるよりマシでしょ?」
「ええっ!?そんな…」
「塀の向こうで暮らすより短くて済むわ。ありがたく思う事ね。」
「って事で今まで先生の力で免除してもらった提出物と追試を合格もらうまで、
風呂とトイレ以外は教室に監禁されることになったんです」
「ジングルベルや除夜の鐘を孤独に聞いてたらしいですよ」
「んで今日レポート書き終わったら釈放ってことです」
「え、書き終わらなかったら私まだこのまま…?」
「かもしれないね~?…で、優子ちゃんは?」
「え…っと…まあ、喧嘩両成敗って事で、マネキンにされたんですよ…」
「そんな、殴られた上閉じ込められるとか…」「えと…部長のイき顔、DVDに焼いて売ってましたしね…」
「あ、そっか…まあしょうがないよね…」
(副部長の本当の罪は知られてはいけないんです…)
「ごめんなさい。ナっちゃんがあんなことを…」
「本当酷いですよね…まあ、いい勉強になりました…」
「で、先生…何でムチ持ってるんですか…?
私一回殺されてるんですから、立場がおかしいんじゃ…」
「傷ひとつ無いあなたが暴行を受けたなんて誰が信じるかしら?」「ぇ…」
「むしろあなたが罪に問われることしていなかったかしら…?」
「え…そんな…私身に覚え…」
「この近所に住んでるハヤトくんって言ったかしら?」「!!」
「小さい子に手を出し…」「出してません!!家庭教師に行っただけです!!!」
「プレイの楽しそうな声…勉強するだけのはずがキャリーバッグ…証拠十分なのよ」
「う…」
「と言うわけでクリスマスのディスプレイ頼むわよ」
「んむぅ…」
「ほらほら泣かないの。マネキンやってもらうだけだから。
ナっちゃんにバレたら、部の不祥事もみ消すためにまた死ぬほどひどい目に遭うし、
聖子ちゃんのお姉さんにバレたら、もう二度とゴム遊びできなくなっちゃうわよ?」
「どうかしら?ちょっとナっちゃん意識した娘なのよね」
(お面作れてそんなデザインで作るのアイツ(響矢)しかいない…!!)
で、クリスマス終わった後もそのまま妖精の等身大フィギュアとして
冬休みを過ごした優子さんでしたとさ
部長に悪人面させたいが為に優子さんホントすみませんした
でも等身大フィギュアは自業自得です。