2つのお仕置き

とりあえず一区切りまでできたかなと。
しばらく単発でポイポイ投げたいですね

続きではありますが時間は戻って前日の朝。
真と美咲がお仕置きから解放される日の朝まで戻ります。

「ねー、奈々ぁ~体育着忘れた~」
「え…今日うちのクラス1000m走のタイム計るのにヤバくない?」

「忘れ物しまくってるって先生達が共有して走らないと成績付けないって…」
「私に言われても同じクラスで貸せないし、
水泳の授業に入り始めてるクラスがあるから他所も借りづらいよ?」

「困るよそんなの?」
「どうした~?」

「ああ、すみれ。早矢が体育着忘れたって…3年で今日体育着持ってないのいるかなって」
「ああ、ウチのクラス今日体育ねえぞ」

「ああ…じゃ生駒から借りてこれない?」

「逢音は持ってねえぞ。先週持って帰って次の授業だろうな持ってくるの」
「うう…そうなの…?」

「なんならアタシ貸すぜ?先週持って帰ってねーけどさ」
「う…汗すごくて週またぎって…凪沙の変態的な着ぐるみより嫌でしょ」

「いったあ…!!!」
「そんなに言うなら貸さん。痛がってる内に早矢奪っとけ。」

「何で奈々余計なこと言うわけ…?」
「ゴメン…」


「ってことでどうしよ~…聖子も秋奈も持って無いって言うし優子は同じクラスだし…」
「どうしようね…」

「キレイな体育着をお求めですか~?」
「凪沙?」

「体育着持ってきてるけど、体育科は自由なんだよね~。
私はボディスーツでやってるからいらなくって♪」

「まあ貸してくれるって言うならありがたく借りるけど…」
「なんか厳しめの見返り求めてない?」

「うーん、ちょっと明日着ぐるまないことでやって欲しい事があるんだけど…」
「それならおっけーかなあ…」

「ていうかそんな所からのぞき込まなくても。普通に来ればいいじゃん」
「横から近づくの面倒だからその手間を省いてみました」

『何言ってるのこの人は…』


と言うわけでその翌日、すみれさんがアイネ様を送り出した後…

「て事が昨日あったのか。」
「凪沙から楽な私服で一応長時間用インナー履いとけって言われた」

「…ほー。」

「何やるか見当付く?」
「いや全くわかんねえな…。(さっきの逢音はそういう事か…)」

「あ、ちょっとゴメン」

「凪沙からメール…新しい物置に行ってだって。」
「ほー…メールでねえ。」

「凪沙は生徒会室に行ってそのまま帰るらしいよ」

「ね、すーみん付いて来てよ。」
「なんでだよ。アタシもう帰るし。凪沙がいねえならこんな所長居しねえよ」

「すーみん…」
「勘弁してくれよアタシはアタシで一仕事終わった後なんだよ」

「すーみん…」


てなわけで新しく作った物置…と呼ばれる小部屋
「うっわ超怪しい…つーかこんな狭い部屋いつのまに…」

「て言うかこんな所に滑り台作るとか…」

「変な所行かないでよ…」

「せーの…それっ!」

「きゃあああああああああああ!!!!長いいい!!!!」

「いやあああああ…」

「…あ?」

「あっ!」

「ああっ!?」

(ぶにっ!)
「ぐあ!!」

「うあああ…お尻痛い…」

「着地よりすべり台の摩擦ダメージデカいってぇ…!!」

「衣ずれでお尻の皮イっちゃったし…」
「どういたしました?」

「凪沙にだまされてここに…」

「い…」

「それは大変でしたね…」
「いやああああああああああああああ!!!!!でたあああああああああああ!!!!」

「っぷ!!!この部屋ゴム臭っ!!!やっぱダメこの臭い!!」

「あなたもこの部屋の瘴気やられましたか…?」

「私はアイネ。邪教の伝道者として異端者扱いされて瘴気にまみれたこの地下牢に…」
「んな変な設定の説明要らないから!!ていうか壁一面アンタの紋章だらけじゃん!!」

「これは瘴気を抑える為に描いた紋章です。これで少しは…」
「効果ゼロだし!!つーかアンタ顔面フルガードじゃん!!」

「息が気持ち悪いよぉ…マスクちょうだい…」

「残念ながら瘴気から身を護りたいのは私も同じ。差し上げることはできません」
「けちー!!」

「て言うか逢音アンタ着ぐるんだら目が見えないはずでしょ…」

「確かに面により視界は閉ざされていますが、心眼の力によりしっかりと感じ取れています。」

「…私、1人で寂しかったです。どうか一緒に…」
「イヤ!帰る!!近寄んな!!」

「無理でしょう。あなたもここに落とされる間に落とされた高さを感じ取っていたことでしょう…」
「凪沙どうやってこんな部屋作ったんだか…」

「…うう…やだよ…何もかも気持ち悪いよぉ…」

「それでは私と祈りを捧げましょう。この窮地を救う神の降臨を乞うのです。」

「やだよこんな目ん玉だらけの宗教!!
つーか逢音いい加減にしてよこのガリ勉クソメガネ!!!」

「…あなたには神の加護をお見せしないとわからないようですね?」

「っ!(なんかネタ仕込んでる!?)い、今のウソ!!ウソだから!!」

「アイーネエロイムエロサレム…
アイーネエロイムエロサレム…
アイーネエロイムエロサレム…」

「いやああああ!!なんか呼ぼうとするのやめてよおおおお!!!!」

「アイーネエロイムエロサレム…」
ずずずずずず…

「え、滑り台から誰か来る…?」

「うううあああ…」
「ぎゃああああ!!!!」

「はあっ…はぁ…」
「ほら、目を開けて。私の可愛いしもべたち…これで寂しくないわ」

「もう目も開けたくないし臭いも嗅ぎたくない!!マジで殺して!!」

「ハァ…ハァ…キモチイイ…」
「モット…」
「来ないでよお…!!」

「ほら、しもべたち。生贄よ。
この娘が泣き叫ぶと体内に埋め込んだバイブで気持ちよくなれるわよ」
「アアア…!!」
「サケンデ…サケンデ…」

「ああ…ああ…」
「ほら。声出さなくなってるから触ってあげて。」
『スリスリ…スリスリ…』

「凪沙ぁ…もう忘れ物しないからせめて一人だけ生身プレイってやめてよぉ…
頼むからゴム以外で苦しくして着ぐるませて鬼責めしてよぉ…」

と、あえて着せませんでした。
染められエンドは真っ先に思いついてますが、さすがにやってて飽きるんです。
同じ種族は生贄にはできませんし、ホラーゲーってよくあるじゃないですかやった事無いですけど。
銃持った薄着の女子が迷い込んでバケモノに襲われるって。あんな感じしたかったのです。
てなワケで、水着・スイカ割り・肝試しと夏ネタシリーズでした。
しかし夏ネタやる為に尊い犠牲かなり払った気がします。週1になっちゃいましたし。


「ねー…演劇部の部員名簿の更新を生徒会は受理したけどさぁ…私をどうして入れてくれないの?
暑くても苦しくても私は平気だって言ってるのに…」
「だから言ってるじゃんお母さんが絶対ダメって…。私だって晶ちゃん入れたいよ…」

「じゃあ逆に聞くけどお母さんから断られるような事を
晶ちゃんは私に隠してるよね?」
「あ…いや…それは…」「それ言えない限り私も味方になれないよ…」

「やっぱダメ…?」
「悪いけど外から見守っててくれないかな…」

  1. 新作乙です。
    ナース姿の真ちゃんよりも涙目の早矢ちゃんに萌えてしまいました(反省
    前回もプリントを忘れてラッテに特訓を受けたばかりなのに忘れ物をするとか
    そそっかしい子ですね。

    >キレイな体育着をお求めですか~?
    そこに現る仮面の悪魔の影!案の定、早矢ちゃんがひどい目に…

    >ぷにっ
    >「っぷ!!!この部屋ゴム臭っ!!!やっぱダメこの臭い!!」
    これはアレですか、壁とか床に頭を打ちつけても大丈夫なようにクッションが張ってある
    特別な部屋に見えます。副部長もこの部屋に招いたらシスターラッテとして棲みつきそうですね。

    >「イヤ!帰る!!近寄んな!!」
    >「つーか逢音いい加減にしてよこのガリ勉クソメガネ!!!」
    考えてみると藍音ちゃんが部長にシスターアイネにされてからの長い付き合いですが
    こういうことを思っていたとか早矢ちゃんが黒すぎます。
    もうこれは早矢ちゃんも教団のシスターにしないと!

  2. 涙目の早矢さんに萌えていただいて何よりですw
    早矢さんヘタレだけならまだしも留年食らいかけるくらい忘れ物が多いんですよね
    逆にひどい事させる人に限って学校生活の行いはいいんですよね

    あのぶにぶにした部屋はアレです。
    拘束衣来た精神病患者の自傷防止のパッドルームのようなアレです
    あの部屋に落とされた早矢さんは一瞬でSAN値無くなって発狂しちゃいますからね

    早矢さんも一応強気っ娘なので多少口悪いですよね
    1回部長に生贄にされて「かごめかごめ」やらされてるので
    また早矢さん信者にするのは別にいいかな~と思いましてw

18歳未満の方は見ちゃダメです。 あなたは18歳以上ですか?