服飾部の反乱

9月中からハロウィンやろうと思ったら
メカっぽいスーツやり過ぎて伸びて伸びて…
しかしまだハロウィンの話じゃないんですよね

「それにしても、もー寒くてやんなっちゃうよねー。」

「待て待てお前何やってんだ…」
「見ての通りだよ?」

「いやわかんねえって…」

「ルルちゃんとミミちゃん締め上げてお仕置きしてるの」

「そいつらが何したっていうんだよ。またお前思いつきでいたぶってんじゃねーか?」
「それがね…」


「今年も商店街でハロウィンイベントやるからみんな来てね♪」
「お菓子いっぱい用意して待ってるよ~☆」

「い、行くけど…この前受付していたお姉さんたち?」

『そうだよ~』

「え、いいの?しゃべらないもんじゃないの?」
「私達、あの格好は仮の姿なんだよ♪」

「へ~。ま、ハロウィンでまた会ってね。」
「こっちも待ってるよ」

「ネネ~、今度は行こうよ~」
「ダメだってば。その日塾休んじゃダメってお姉ちゃんに言われてて…
お姉ちゃん怒らせたら怖いの知ってるよね?」

「ああ~…ちょっとはしゃぎすぎただけなのに怒られたよね…」

「だからふたりで楽しんできてよ…」


「…キャラ設定あったのに勝手に宣伝活動して、瑠衣ちゃんと美麗ちゃんが変身した姿って言いふらして…。どんな子に言いふらしたかしらないけど、キャラと中の人が結びついたら3年が卒業した後中の人の世代交代できないじゃない…。そもそも女子生徒中心のスーツアクトの部活動って嗅ぎつけられ気味で取材依頼がしつこくて困ってるってのに…中の人が誰かで萌えられたら一番見て欲しい子どもたちに変なイメージついちゃうのに…ぶつぶつ…」

「…ギャップ萌えで着ぐるみ沼にハメるなら凪沙アリなんじゃねーのか?」

「私そんな早くに目覚めさせる気無いし。小さい子には純粋に見てもらいたい。純粋に見て目覚めちゃうならしょうがないけど、あんまり早過ぎると着ぐるみできる歳まで待たなきゃダメだし。小中の頃はバイトできなくて買えないし、着ぐるみにそんな小さいサイズ無いから防具ガチガチのスポーツで満たしてたんだよ私?」

「機嫌直せよ。アタシで遊んでいいからさ」

「え?ほんと?じゃ、ウチでミュー着てもふもふしてくれない?」
「(わー…マジか…)…まあいい。そいつらは解放してやれよ。」

「それとこれとは話別だよ。スリープサック拘束ぐらい大したこと無いでしょ?」


てなわけで
「着るのはいいけど凪沙ぁ、そろそろ休みくれよ…」
「まだ言ってる…髪伸ばしたって結えばいいじゃん…」

「だいたい切りたい切りたい言うけどすみれちゃん染めてない?」
「染めてねーよ地毛だよ」

「それに自分で切ればいいでしょ。早く抱かせて。」
「…お前生身か今回」

「たまにはね。こっちが生身だとそっちはより意識しなきゃダメでしょ?ぎゅー♥」

(これ涼のポジションだろ。なんでアタシが…
まあ彼氏すらあんま見せない面見れていいっちゃいいけどさ…)

  1. 服飾部の部長と副部長は相変わらずですねえ。
    プールでしばらく浮かべておいた方がよさそうです。

  2. 更新お疲れ様です。
    >お姉ちゃんに言われてて…
    いやー家でしっかりお姉ちゃんしてますねー
    ここぞと言う時には凄く怖い人ですから妹さんもいう事聞いてるようで。
    >どんな子に言いふらしたかしらないけど
    思わぬ所からそれを知ってしまった時にすごい事が!!

  3. あ、プールに浮かべるの良さそうですね。
    面濡れたら困りそうですからバブルヘルメットっぽいもの被せてみたいですね
    …透けてるの被ってる感薄いのでそこまで好みでは無いですけどw

  4. どうもです~
    奈々さんはまともですからね
    妹になんかしよう物なら何が起こるか…

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